お久しぶりのプログです。
すっかりご無沙汰してしまい申し訳ありません。
例年通り4月には第39回与五沢研究会に、6月には抗加齢医学会総会に参加してまいりました。
5月から6月にかけて受付の方の交代や衛生士さんのシフトの変更があり院内の雰囲気も少し変わったかもしれません。
今回は、平成28年歯科疾患実態調査の結果についてご報告します。皆様もご存知の8020運動(80歳になっても20本以上自分の歯を保とうと言う運動)は平成元年に開始され、当時80才以上で20本以上の歯を保有している人の割合はたったの7パーセント程度(平均歯数4~5本)という状況でした。ちなみに平成元年は、女性の平均寿命がようやく80歳になった時期でした。今般の平成28年度の調査の結果では、8020を達成した方の割合は51.2%と初めて50%を超えました。平成34年に50%にするという目標をはるかに超えたスピードで達成されたことになります。この間に、女性の平均寿命も87、14歳に伸びました。
歯と口腔の健康と全身の健康に密接な関係があることは広く知られるようになりました。今後も口腔の健康の保持・増進が更なる健康長寿につながるよう皆様のお手伝いをさせて頂く所存です。
定期的な検診、クリーニングの継続を、お勧めいたします。
2017年7月28日 11:03 AM | カテゴリー:医院からのお知らせ