歯周病チェックシート
厚生労働省の調査によると、毎日、歯をみがいている人の割合は98%。それでも日本人の70%が歯周病にかかっているといわれます。
歯周病は初期の段階では、まったく自覚症状がありません。そのため発見が遅れ症状が悪化しがちです。まずは、下のチェック項目からご自分の口の状態を把握してみましょう。
☐1.歯ぐきが赤色や紫色になっている
☐2.歯ぐきがむずがゆく、歯が浮く感じがする
☐3.歯みがきすると血が出る
☐4.歯ぐきが赤く腫れブヨブヨしている
☐5.起床時、口の中がネバネバする
☐6.何もしないのに歯ぐきから血が出る
☐7.歯ぐきがやせ、歯が伸びた感じがする
☐8.歯がぐらついて物が噛めない
☐9.歯が痛んだり、しみたりする
☐10.抜けたままの歯がある、たばこを吸っている、口臭が気になる
上記に当てはまる項目があれば、歯周病の可能性があります。歯ぐきに炎症があると、出血した部分から口の中の何億もの細菌が血管に入ります。その菌が全身の血管をめぐり、血管の壁にくっついて炎症を起こし、それが動脈硬化、虚血性心疾患、脳卒中などの血管の病気につながると考えられています。血管の健康を守るためにも、歯の汚れを取り菌を除去することが大切です。
ぜひ一度、歯磨き指導を受けて下さい。また年に1回以上は定期検診を受けましょう。
歯ブラシ1本で、命に係わる病気まで予防することができるのです。
2013年8月12日 9:44 AM | カテゴリー:医院からのお知らせ