口は禍の門!!
お口の環境の悪化やお口の機能の衰えは、様々な病気(糖尿病、認知症、新型コロナ、誤嚥性肺炎、食道ガン、血流疾患など)と関連します。
臓器の一部である歯を一本でも多く残して口腔機能を維持することが、全身の健康の大きな鍵となります。
定期的な歯科受診は、お口の環境を整え、機能を維持する助けとなります。
皆様の健康管理のお手伝いを今年もお口の中からサポートする所存でおります。
*歯周病菌は、腸内環境の良否にも大きな影響を与える事がわかってきました。
カズヨリ歯科・矯正歯科一同より
2022年1月1日 12:00 AM |
カテゴリー:医院からのお知らせ
歯周病菌は、血液を介して全身に拡散し、多くの病気のリスク因子となります。
遺伝子・加齢・性別などのリスク要因は取り除くことができませんが、歯周病菌はブラッシング、歯のクリーニングによってコントロールできます。
加えて、当医院では3DSという口の中の除菌を行うセラピーを取り入れました。
これにより、歯だけではなく、全身の健康を向上させるお手伝いができるようになりました。
本年も皆様が安心して受診して頂けるよう、感染病対策を講じてまいります。
*3DSセラピーの詳細につきましては、スタッフにお尋ねください。
2020年12月31日 10:03 AM |
カテゴリー:医院からのお知らせ
年齢の齢という字の左は“歯”です。
歯は年齢を重ねるにつれ、乳歯から永久歯に生え変わり、そして咬耗したりかけたり、欠損したりと変化していきます。
歯の状態は人間の生きた年齢を表しますし、お口の健康状態は身体の健康状態と密接な関係にあります。
お口のケアにより、年齢を問わず健康で和やかにくらせますように。
本年も宜しくお願い致します。
令和元年
2020年1月4日 11:30 AM |
カテゴリー:医院からのお知らせ
師走を迎え、何かと気忙しい毎日をお過ごしのことと存じます。
各地でインフルエンザの注意報が発令されたとの報道も聞かれるようになりました。インフルエンザの予防は、先ずはワクチン、手洗いに加えてうがいやマスク着用などが考えられます。もう一つ、気をつけたいことにお口や歯を清潔に保つことがあげられます。
口腔ケアがインフルエンザの発症や重症化と関連するという報告があります。。歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザの発症率が、ご自分で口腔ケアした人の10分の1になったとの事です。
プロによる口腔ケアの結果とは言え、適切な口腔ケアがインフルエンザの発症を減らす可能性が示唆されたわけです。
備えあれば憂いなし、適切な歯磨きや口腔ケアの指導を受けられてインフルエンザの予防対策の一つにして頂ければ幸いです。
2019年12月14日 10:22 AM |
カテゴリー:医院からのお知らせ
地味で面倒な歯科検診だけれども…その長期継続は健康寿命に直結‼します。
歯科検診を長期継続することで歯の寿命が伸びる⇒歯の本数が多いと1人当たりの医科医療費が少ない⇒歯の本数が多いと要介護期間が少ない
自然治癒しない歯科疾患は早期発見、早期治療が肝心であり、定期的な歯科検診に加え定期的なお口のケアが重要になります。
お口のケアがしっかりできていると誤嚥性肺炎の発症リスクは6割以下に減少すると言われています。又、歯周病菌のリスクについては各方面から紹介されていますが…がんの発症リスク1,24倍、脳梗塞(脳血管障害)1,63倍、糖尿病2,0倍、狭心症・心筋梗塞2,11倍と言われます。アルツハイマー病の誘発と症状悪化への関連も言及されています。
何よりも美味しく楽しいお食事を頂くにはお口の健康は必須です。医療の究極の目的は予防です。
地味で面倒な歯科検診ですが、お口の健康、健康寿命、楽しい人生のため是非とも実行継続されることをお奨めします。
2019年6月4日 8:19 AM |
カテゴリー:医院からのお知らせ
健康寿命の延伸に向けて歯科医療の果たす役割に等について安倍晋三内閣総理大臣と堀会長とのスペシャル対談が行われました。
安倍総理より「国民が歯科を受診し、歯だけを治すというイメージから、歯科を定期的に受診して歯と口の健康を保つことによって、全身の健康につながる意識を全ての国民に持っていただきたいです。」というお話を頂きました。予防医療の重要性、生涯を通じた歯科検診の充実、これまで知られている口腔と誤嚥性肺炎、糖尿病、認知症との関係以外にも循環器病の発症リスクとの関係、残存している歯の本数が多いほどあるいは歯周病のない人はある人に比べて医科医療費が低い、手術前の歯科による口腔管理が在院日数を短くするなど、口腔の健康と全身の健康が密接に関わることについて幅広いテーマについて語って頂きました。
最後に興味深いお話がありました。総理の愛犬が原因不明の病気となりもうダメかと思われたそうです。が、獣医さんから口腔内の細菌が全身に影響を及ぼしていると言われ、抜歯を含む歯周病の治療を徹底したところ、一命を取り留めるどころかとても元気になったそうです。総理ご自身が「口腔の健康は全身の健康につながる」との実体験をされたとのことでした。
改めて歯科医療と口腔健康管理が全身の健康と密接に関わること、超高齢化社会での健康寿命延伸に貢献することが確認された対談でした。
2019年3月12日 7:49 AM |
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謹賀新年
近年、 腸内細菌がヒトの健康維持に密接に関わっていることが解ってきました。
腸内の善玉菌を増やすために乳製品や発酵食品、食物繊維の摂取を心がけている方も多いこと思います。
マウスを使った実験で口から歯周病菌を投与すると腸内の細菌叢のバランスがくずれ悪玉菌が増加することが解りました。
歯周病菌が唾液と一緒に飲み込まれたら・・・
口腔の乱れは腸内細菌の乱れにつながり全身に影響を及ぼします。
お口のケアから健康寿命の延伸へ。
本年も宜しくお願い致します。
2019年1月4日 7:59 AM |
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当院でのホワイトニングのご案内です。
当院では、患者さんの歯の状態のよって、ホワイトニング(彩度)とブライトニング(明度)という二つの手法を使い分けることにより健康的で白い歯を実現する施術を行っております。
従来のホワイトニングより施術時間が短く(わずか10分ほど)痛みも少なく低コストでご提供いたしております。
ホワイトニングは18歳以上で妊娠中、授乳中の方以外であればほとんどの方が可能です。
ホワイトニングの効果は各々の歯の厚みや質感により、又ライフスタイル等によってすべての方に同じ効果になるとは限りません。
が、ホワイトニングの技術は飛躍的に向上しました。早く、楽に、痛みが少なく快適にきれいな歯を手に入れられるようになりました。ぜひ体験してみてください。
ホワイトニング施術の流れは以下の様になります。
ホワイトニングの説明、同意→歯のクリーニング→歯の色の確認、写真撮影→歯肉保護→ジェルの塗布、10分光照射→ホワイトニング用歯磨剤でのブラッシング→歯の色の確認、写真撮影
健康な歯の表面は食事の際に酸で歯の表面が溶ける脱灰とそれを修復する再石灰化という作用を繰り返しています。ホワイトニング後この作用により3ヵ月~1年で色戻りが起きます。これは歯が健康な証です。定期的なホワイトニングにより白い歯をキープできます。
ホワイトニング1施術料金:6,000円
2018年7月15日 6:26 AM |
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6月2日新宿の京王プラザホテルにて第61回春季日本歯周病学会が開催され。院長、歯科衛生士が参加してまいりました。
大会のメインテーマは「歯周病治療がもたらすQOL(患者さんの生活の質)の向上」でした。
QOLの向上のために、新しい観点からの歯周病治療法の紹介、新薬にの情報、又改めてベーシック治療の重要性などが唱えられていました。
特に歯周病の検査方法、歯周組織の再生治療の講演は大変参考になりました。
歯科衛生士部門の講演では、すぐに皆様のお口の健康に役立つような情報が多々ありました。
学会で学んだことことを皆様のお口の、全身の健康に生かしていく所存です。
2018年6月30日 10:26 AM |
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メディアでも時々取り上げれているようですが、内科医であり糖尿病の専門医である西田亙先生が糖尿病とお口の健康についてわかりやすく書かれた本のご紹介です。
題名「糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい」 幻冬舎 定価1200円 (当院での貸し出しあり)
先生自らの体験をもとに書かれました。実は先生,糖尿病専門医でありながらメタボに加え、血圧も血糖値も高い糖尿病予備軍であり歯周病と重症の不整脈までありました。
あるきっかけから歯周病の治療をはじめ、それに伴いダイエットに成功、高血糖、高血圧、重症の不整脈まで改善された事から、お口の健康と糖尿病をはじめとする多くの体の病気について研究されました。
そこから見えた多くの大切な科学的事実を多くの人に伝えたいという思いから上梓されたものです。
先生が8年以上かけて調べ上げられた「健口の意味」がほんとにわかりやすくまとめられています。
是非ともご一読して頂きたい本です
2018年6月3日 8:13 AM |
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